[Other] QNAPのセキュリティ設定について

つい最近、見慣れないIPアドレスから管理コンソールへのログインが試されたようで、IPブロックリストに上がってました。
3秒間隔でリトライされてたようなので、ハッキングを受けてた可能性があります。

自宅外からNASにアクセスすることはないため、外出時はネットワークを切ってるのですが、自宅にいるときはネットワークが繋がってるので、真面目に対策を行うきっかけになりました。

セキュリティーカウンセラーの導入

QNAPのセキュリティ状況を診断してくれるツールがあるようで、とりあえず導入してみました。
ポリシーは、どれがいいのか分からなかったので、Intermediateで設定してみました。


セキュリティチェックをした結果、「高リスク」って出るんですよね。


ネットワークアクセス保護

何が高リスクになっているかというと、ネットワークのアクセス保護の設定のようです。
ネットワークのアクセス保護の設定はというとですね、無効になっててさわれないんですよね。

今のネットワーク設定はというと、自宅外から使うことはないので、
自宅のセグメントを許可リストに追加して、その他をブロックしてます。

アクセス元が限定的な場合は、拒否リストを作るよりも、許可リスト作る方が確実な気がしてます。
許可リストを作ると、ネットワーク保護が無効になり設定ができない。
拒否リストを作ると、ネットワーク保護が有効になるが拒否リストから漏れると、攻撃を受ける可能性が出てくる。

セキュリティという意味では、許可リストが最強な気がするのですが、
この設定では「高リスク」と判定される。
なんか納得ができない結果です。

アプリケーションのインストール設定

「QNAPストア以外のアプリをインストールできなくする」

これは、非公認アプリのインストールをブロックする設定ないので、良いと思ったのですが、これにも問題がありましてね。。。


このアプリは、マルウェアを検知して、隔離してくれるそうなのですが、
「QNAPストアからインストールされたものではない」と識別されます。
アプリの説明を見ると、作成者は、「QNAP Systems, Inc.」となってるのですけどね。

設定のフラグを解除すると、このアプリが利用できなくなるので、
アプリを利用したい場合は、フラグをつける必要がある。
フラグをつけると、セキュリティチェックで「中リスク」と判定される。

マルウェアはどこから感染するか分からないので、
このアプリは使っておいた方が良いと思い、設定でフラグをつけてます。
おかげで、「中リスク」として引っかかりますが。。。


何が正解なのか?


結果としては、よくわかりません。

「リスクあり」の状態は、気になりますが、ツールも万能ではないと思いますので、
今の設定がどうなっているかを理解して、自分を信じるしかないのかもしれないですね。


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